![]() |
ドイツ便利情報 |
| ドイツの幼稚園・教育制度 子供達にはドイツででのびのびとした教育を受けてほしいもの。 ドイツの教育事情をまとめてみました。 |
◇◇就学前保育◇◇
ドイツでは、0歳から3歳未満は、保育園(Kinderkrippe)で、満3歳から小学校入学年齢までは、幼稚園(Kindergarten)があります。
保育園には0〜1歳児を対象とする乳児保育所(Lingekrippe)と、1〜2歳児を対象とする幼児保育所(Laufkrippe)があります。
地域によっては、保育園・幼稚園・学童保育所をひとつにした乳幼児・児童保育センター(Kindertages-staette)があります。
◇◇幼稚園◇◇
幼稚園の種類・公立幼稚園と私立幼稚園では、シュタイナー幼稚園やモンテッソーリ幼稚園、キリスト系幼稚園などがあります。
3歳から入学幼稚園は3歳から入れます。おむつが取れていないとダメという幼稚園もあるので確認を。
入園の時期・入園申し込みは、3月頃で、その年の9月に3歳になっている子どもが申し込めます。5月頃に入園許可の発表があり、
入園は、8月末から9月にかけてです。公立幼稚園は、料金が安いのと数が足りていないため、人気があり、特に都市部では早めの申し込みが必要です。
5月頃の発表で、入園が許可されない場合は、空きのある幼
稚園に申し込めます。
◇◇ ドイツの教育制度 ◇◇
小学校には普通六歳で入学します。(原則としてその年の6月30日までに満6歳になる児童が対象になりますが、12月31日までに満6歳になる児童でも
能力次第では入学を許可されることがあります)通常は幼稚園の観察で学校へ上がっても大丈夫と判断される(Schulreifと呼ばれる)子供が、
小学校へ入学を申し込む仕組みになっています。幼稚園からではなく、日本から来て、直接入学を申し込む場合は学校長による許可が必要で、
Schulreifかどうかを確認するための知能テストが用意されています。
この知能テストはドイツ語で、テストを受けるには日本語で解説できる人が必要になってきます。
小学校生活の違い: ドイツの小学校生活には日本と違うところがたくさんあります。授業開始や終了時の起立、礼、着席のような号令はありません。
給食は無く、子供達はおやつにパン、果物、野菜をを持って行 きます。勉強が終わると子供達はぐずぐずせずにさっさと家へ帰ります。
休みには宿題が出ません。小学校でも自転車で学校へ来ることが出来ます。そのために自転車の交通教育が数回実施され全員受けることなります。
学校では宗教教育があり、科目としてReligion(宗教)が入ります。
ドイツの教育システムは簡単に言うと能力と進路重視の教育システムであり、5年生からは進路別の学校に別れ、4年生が終わる10歳の時に、
Hauptschule(基礎学校)、Realschule(実技学校),Gymnasium(ギムナジウム) の3つのなかからひとつを選択し進学します。
学校(進路)はどのように決める:入学の為の試験が無いので、日本のように受験中心の生活とは無縁です。
その代わり学校の選択には小学校での成績が重視されます。4年生の12月は早々と翌年に進む学校を決める時でもあり、教育システムに関する説明会、
先生との学校を決める面談や相談等のスケジュールが組まれます。先生、小学校側が成績を考慮の結果、勧める学校は、この面談時に先生から両親に伝えられ、
両親側の考えと一致しない場合にはそれを巡って学校との相談が持たれます。先生が勧める学校は成績表の一部となり、ギムナジーウムまたはゲザムトシューレ、
レアルシューレまたはゲザムトシューレ、ハウプトシューレまたはゲザムトシューレ、の内から該当するものに×印をするようになっており、
一学期が終わる1月に成績表といっしょに子供達に渡されます。そして早くも2月の中頃までにはその進む学校で入学申し込みを済ませます。
塾、受験、入学と続く慌ただしさ、ストレスが存在しないのがうそのようですが、厳しい時でもあります。
受験が取り除かれたドイツの教育システムでは能力は学校の成績で評価されます。
上の学校に進んでからも全国では一年間にギムナージウムからレアルシューレへ10万人が転校し、レアルシューレからハウプトシューレへの転校も同じく
10万人いるそうです。
成績は日本と違って6段階評価システムが採られ、3年生からは評点がつきます。
ギムナジウムへの進学率は平均で20%程度にとどまるようです。
・Hauptschule(基礎学校)5〜10学年:
卒業後、職業学校(2-3年)に通いながら就職します(Ausbildung)。
・Realschule(実技学校)5〜10学年:
卒業後、Fachoberschule(専門上級学校)に進学できます。
・Gymnasuim(ギムナジウム)(5〜14学年):
ギムナージウムへの入学は原則として小学校が学力を評価してギムナージウムを薦めていることが必要になります。
ギムナジウムは5年生から10年生までのSekundarstufe
1(中等教育 1)と11年生から13年生までのSekundarstufe
2 (Gymnasiale Oberstufe)
からなり、アビテューア試験 (Abiturpruefung)
があり、合格することによって大学など高等教育へ進む資格が得られます。
また、10学年(16歳)を終了した時点でMittere
Reife(中等教育終了資格)を得て途中でやめることができます。
落第
ギムナージウム生活で重要なのは科目ごとに実施されるテストです。ドイツでは3年生からずっと学校での成績は評価され既に述べたように評点がつき
Zeugnisと呼ばれる成績表に記録されます。成績表は年2回渡され、2学期で渡される成績表で2つの科目で5(mangelhaft)、
又は1つの科目で6(ungenuegend)をとると落第になり、9月の新学期よりまた同じ学年を繰り返すことになります。
また2年目で落第になった場合、Realshuleに転校しなくてはなりません。
ギムナージウムでの落第は珍しいことではなく生徒に甘くはありません、成績が悪ければ誰でも進級できません。
Abitur
12年生、13年生の2年間にわたってAbiturpruefung(大学入学資格試験)に備えます。この試験は全4教科からなり,語学,理数科学,社会科学,自由選択科目を受験する)。
Abiturpruefungの累積結果によって大学入学の可否が決定されます。