冬が来ました。

電車、バスは遅れるのが普通になってきます。
普通と思えば腹も立たないでしょう?
(自問自答)

20分以上遅れたら、MVGは返金もしてくれる!
おお、それはなんと太っ腹!
でも15分とか遅れたら・・・
やり場のないこの怒りは何処に向かうのでしょうか?

冬タイヤに変えたし、もう安心?と思ったら
隣に停車した車が滑ってぶつかってきたり・・・

それがドイツの冬・・・?

いいえ、それだけでは勿論ありません。
楽しい事だって盛りだくさん
冬のお楽しみ・・・否!
ドイツ最大イベントの一つ

クリスマスが始まっています!
Weihnachts ミュンヘンのクリスマス
商業化も手伝って世界的な大イベントになってきた
クリスマス。


ヨーロッパ内は勿論、ドイツ国内でもこまかく言うと様々ですが、
どの街でもだいたい、クリスマスの4回前の日曜日
第1アドベント(待降祭 )あたりから
クリスマスの準備期間が始まります。

第1アドベントの前の週末にクリスマスマーケットが始まり、
12月に入るとクリスマスツリーが売られ始めます。

そして、24日には家族が集い、ツリーを飾り、
食事やプレゼントを楽しみ、教会へ行きます。

クリスマスの終わりは、翌年の1月6日の三賢者の日です。
この日にクリスマスツリーや飾り付けを片付け、
約1ヶ月以上続いたクリスマスの
一連の行事が終了します。

ちなみに、スペインやイタリアでは、
1月6日にプレゼントをもらうそうです。
クリスマス行事

11月25日(金)クリスマスマーケット開催
11月27日(日)1.Advent 第一アドベント
12月 1日(木)アドベントカレンダーご開帳

12月 4日(日)2.Advent 第二アドベント
12月 6日(火)聖ニコラウス
12月11日(日)3.Advent 第三アドベント
12月18日(日)4.Advent 第四アドベント
12月24日(土)Heiligabend 聖なる夜
12月25日(日・祝)Weihnachtstag クリスマス
12月26日(日・祝)Weihnachtstag クリスマス
2006年1月6日(金・祝日)Drei Koenige 三賢者の日
Christbaum クリスマスツリー

現代につながるツリーの歴史は意外に新しく、17世紀にドイツの舞台劇でつかった
禁断の果実がなった木がツリーの起源と言う説があります。


12月に入ると、大型スーパーの駐車場、空き地や広場がツリーの特設販売会場となります。

主に売られているのは、Tanne:モミ(Abies マツ科モミ属の常緑高木)
Fichte:ドイツトウヒ(Picea マツ科トウヒ属の常緑針葉樹)
などで、中でもNordmanntanne(Abies nordmanniana)
と言うモミは葉が落ちにくいので人気があります。
冬の間も葉が落ちず、緑を保っているために、強い生命力の象徴とされていています。

大きな木は、持ち帰りやすく特性の網掛け機で網を掛けてくれます。
木を立てる土台は、大型スーパーやホームセンターで手に入ります。

23日までそのままにしておき、24日に飾りつけをします。

生木のクリスマスツリーの処分の仕方

1月6日過ぎると、住宅や、地域の掲示板に捨て方が記載されます。
何処何処に、何日の何時までに置いてください・・・など
支持に従い処分します。

Sataclaus und St.Nikolausサンタクロースと聖ニコラウス
日本やアメリカでおなじみの姿、白ひげでふくよか、
時にはめがねを掛けたサンタさんは、ドイツでは「Weihnachtsmann」と
呼ばれています。

日本のサンタさんは、24日の夜プレゼントを
配ると言うお話ですが、
ドイツの子供たちに24日プレゼントを持ってきてくれるは、
「Christkind」と言う、天使です。

そもそも、サンタクロースは、聖ニコラウスのオランダ語読み
シンタ・クラウスがなまったものだとか。

聖ニコラウスはサンタクロースのモデルで、
4世紀に小アジアのミラの司教だった人。
鞭を持ち12月6日、よい子にはご褒美を配り
(現在のサンタさんに通じる)
悪い子は鞭でおしおきっよ!(寒)
なんとなく、「なまはげ」にも通じますね・・・

聖ニコラウスは、地域の集まりや、クリスマスマーケットに現れます。

この聖ニコラウスは、サンタさんのモデルですが、
サンタさんではないので、24日には現れません。

   


1496年に描かれた
聖ニコラウス
二ュールンベルクのChristkind
このゴージャスなお姉さんが
自宅にプレゼントを
持って現れるかどうかは謎
Weihnachtsmarkt/Christkindlmarkt クリスマスマーケット
ミュンヘン市内の主なクリスマスマーケット
空港や大型家具店Segmuellerとかでもやっています。
マリエン広場
11月25日〜12月24日
月〜金 10:00〜20:30
土 9:00〜20:30
日 10:00〜19:30
24日 10:00〜14:00
ローゼンハイマープラッツ
Haidhauser Weihnachtsmarkt
2005年11月25日-12月24日
毎日:11-20時, 金・11-22時
ゼンドリンガートーア
2005年11月25日-12月23日
10.30-21時
ミュンへナーフライハイト
2005年11月26日-12月24日
月−金 12-20.30
土・日 11-20.30
英国公園内「中国の塔」
開催:2005年11月26日-12月23日
月−金12-20h
土・日11-20h
パージング
2005年11月26日、27日
12月3日、4日
12月10日、11日
200512月17日18日
13-19:30

中世風クリスマスマーケット
Weihnachtlicher Mittelaltermarkt mit Adventsspektakel
11月25日-12月23日
ビッテルスバッハ広場Wittelsbacher Platz (オデオン広場近く)
開催:火-金14.00 - 20.00  土、日10.30 - 20.30 (月曜・休)

その他のマーケットはこちら
ミュンヘン市内クリスマスマーケット一覧
クリスマス名物
Christstollen クリストシュトーレン

シュトーレンは、キリストの誕生を祝う菓子パンです。
形も実は「おくるみ」の形をしています。

その昔、ドイツでは冬に食べる果実などが少なかったので、
パンにドライフルーツを練りこみ、栄養を補給する
意味もあったということです。

日持ちがし、3月頃まで食べられます。
Gluehwein グリューワイン

基本的には赤ワインに砂糖、フルーツ、スパイスを加えた
ホットワイン(白もあり)。ホットワイン?!おぇ?!
と誰しもが始めは思うかも知れませんが

(実は私もその一人)

シナモン、丁字、柑橘類をはじめ通常7種類くらいの
香辛料が使われいて、香辛料の種類や量、作り方など、
それこそ、味噌汁のように味が違い、
奥が深い飲み物です(笑)

子供用のノンアルコールKinderpunschから、更にラムや
シュナップス(焼酎)を足して飲んだりと楽しめます。

零下のマーケットで凍える身体が温まって
ゆくのを実感してもよし、
自分で赤ワインから作ってもよし、
瓶ものを買って暖めてもよし、
(注:電子レンジで暖めるとあまり美味しくありません!)
様々な楽しみ方があります。

カップも店ごとのオリジナルがあったり、
年号が入っているものもあるので、
メモリアルグッズとしてもGOOD。

個人的にはブルーベリーが入ったのがお気に入りです。

Lebkuchen  レプクーヘン

レプクーヘンはシュトーレンと並ぶ
ドイツのクリスマス代表菓子で、
ニュールンベルグの物が有名です。
伝統的なものは、3ヶ月かけて生地を熟成させ、
香料と蜂蜜の割合が高く、
保存期間が長いことが特徴です。

スーパーなどではこの時期、ドサリとレジ周りやお菓子売り場の
一番目立つ所に積み重ねられています。

スーパーで見かけるタイプ
レプクーヘンでできたお菓子の家

Plaetzchen
 プレツヒェン


ドイツの家庭では「来年も良い年になるように」と想いをこめて
クリスマスまでに多種類のクッキーを焼きます。
たかが焼き菓子、されど焼き菓子・・・
各家庭、ケーキ屋さんオリジナルの物も含めると、
その種類ははかり知れません


プレツヒェンは様々な形、味が楽しめる

Advend
 アドベントカレンダー


1から24までの数字を、12月1日から一つづつ開けてゆきます。

中身がチョコレートの物が代表的。
布製でポケットになっているものに、
一つづつプレゼントを入れたりも。


一日一つ。 一気にあけないように・・・

クリッペ 
Krippe

キリストの降臨の場面をあらわした「クリッペ」。

「クリッペ」とは、飼葉桶を意味し、
聖書によれば、飼葉桶がキリストのゆりかごになった事から、
そう呼ばれているそうです。

すべての教会、クリスマスマーケット、家庭でも
特設で作られます。
パーツは、クリスマスマーケットで手に入ります。

キリストの生誕シーンを、人形を見せながら子供達に
聞かせている姿をよく見かけます。


くるみ
くるみ割り人形

この時期、シーズンの胡桃。
胡桃はコレステロールを減らす健康食として人気があります。

ケーキに入れたり、プレツヒェンに入れたり。
スーパーでも沢山売られています。
また、クリスマスのプレゼントと一緒に
袋一杯もらったりもします。
(私ははっきり言ってどうしようか悩みましたが・・・)

この胡桃を割る為の物が、くるみ割り人形。
バレエでも有名ですね。

くるみ割り人形

そういえば・・・こんな歌も・・・

Advendskranz 
アドベンツクランツ


12月25日の直前の日曜からさかのぼって
およそ4週間の期間を、Adventアドヴェントと呼びます。
アドヴェントの語源はラテン語のAdventus。
ドイツ語の「Ankunft〜到着〜」を意味します。

神の子イエスの到着(生誕)を待ち、
最初のアドヴェントの日曜から各日曜日ごとに一本づつ、
ロウソクに火がともします。
敬虔なカトリック信者の多く住むこの
バイエルンでは風物詩です。



火の元にはくれぐれもご注意下さい。

イヴの夜の食事

イタリアやフランスでは宗教上の理由から動物の
肉は食さず、魚中心のメニューになるということですが、
ドイツでは、Ente(鴨)丸焼き
Ganz(ガチョウ)丸焼き、Pute(七面鳥)など、肉も肉!丸焼きが
一般的のようです。

しかしながら、鯉料理もクリスマスのメインディッシュとして知られています。


ガチョウ丸焼き 
これに紫キャベツ&ジャガイモ団子これ定番

鯉料理 Karpfen Blau

クリスマスソング

きよしこの夜、星はひかり・・・・と、あのクリスマスソングの
代表曲は、ザルツブルクから約20Km、ドイツ国境近くの
小さな町の教会で誕生しました。
(ドイツだとおもってました・・・・さっきまで・・・)
Oberndorf bei Salzburg

日本からもツアーがある有名教会
(教会と言うかお堂)
「きよしこの夜」が誕生した場所・きよしこの夜教会→
ミュンヘンから、車があれば日帰りが可能です。

また、毎年、マリエン広場の
クリスマスマーケットでは
日本人女性コーラスのコンサートがあります。
異国のクリスマスの優しい光の中で日本の歌を
聴くのは格別です。

ちなみに、ドイツのラジオでは山下達郎
「クリスマス・イブ」は掛かりませんが、
ラジオを聞いていると、Wham!の「ラストクリスマス」が
同じくらいエンドレス状態で掛かっています・・・

きよしこの夜の教会
教会のイベント

24
日からは、教会もフル活動。
ミサや音楽コンサートが行なわれています。

各教会の出入り口にはクリスマスの
一連行事予定が張られています。

普段、教会に行かない人も、この日だけは特別・・・、
と、言う人があまりにもたくさんいて、
教会の中は鮨詰めになっています。

教会という所は、天井は高いですが、
あまり換気がよい作りとは言えず、
1時間もいるとひとごみにもあてられ、空気も薄く感じます。
教会の外では、座って外の空気を吸い、
気分転換している人も見かけます。

大きな教会の前には、救急車も待機しています。

気分が悪くなったら、ミサ中で不謹慎かな?
と思っても無理をせず、そーっと退場しましょう。
お買い物にご注意。
12月24日のお昼頃から、遅くとも14時にはほとんどの小売店・スーパー、デパートなど、そしてクリスマスマーケットも閉店します。
その後25、26日は祝日となる為、23日にはすでにレジが混雑しています。

レストランも仕入れがない為、閉めるところや、クリスマス特別メニューのみになるところがほとんどになってきます。

また、24・25日はノイシュヴァンシュタイン城、ピナコテークを初めとした美術館など、
所謂「観光地」も閉まってしまいます。観光地に行かれる方は事前にチェックしておきましょう。

ただし、中央駅、空港のお店は開いています
(これは便利!)
ミュンヘンから日帰りできるクリスマスマーケット
てん子が日帰りでいままで行った所をご紹介します。
Nuernberg ニュールンベルク
世界的にも有名。
週末は渋谷と原宿と新宿が合体したように混み合っています。
ブルーベリーのグリューワインを置いている屋台がたくさんありました。
人ごみをかき分け、なんとかグリューワインとレプクーヘンをGET!
帰りはドイツ初の超満員電車!ミュンヘンまで立って帰りました。
以来行ってません・・・

Rothenburg ob der Tauber ローテンブルク
電飾も少なくこじんまり。
同所の某「年中クリスマスの店」のイメージがあったのでちょっと意外。
でも街全体が中世そのものなのでタイムスリップな感じです。
Stuttgart シュトゥットガルト
マーケットが横長でかなりの規模。屋台で売っている食べ物がバイエルンと少し違う。
出店屋台の屋根の上がとても凝っていてびっくり!
Augsburg アウクスブルク
ここは行ったというか、未遂に終わったマーケット。
24日の夜に行きましたんです。つまり祭りの跡・・・今年、リベンジ予定。
Bad Toeltz バートテルツ
ゆるやかな坂道にマーケットが作られ、坂の上にはクリスマスツリー、とても印象的。
Salzburg ザルツブルク
マーケットとライトアップされた大聖堂がとても幻想的でした。

ドイツ国内クリスマスマーケット一覧

おまけ
クリスマスマーケットの他に、冬のTollwoodも始まっています
(オクトーバーフェスト会場と同じところ)
ラーメン大王は今年も来てるんでしょうか?!

Tollwood - Das Winterfestival
マーケット11月24日-12月23日
イベント:11月24日-12月31日(大晦日・花火あり)

場所;テレージエン広場 U-Bahn Theresienwiese
Open:月-金14.00 - 24.00, 土/日 11.00 - 24.00 Uhr

Christkindlmarkt am Marienplatz

11月25日(金)17時より
公式オープニングセレモニーとして、
Oberbuergermeister(市長)による、
クリスマスツリー点灯式が行われます。

〜*〜開催期間〜*〜
11月25日〜12月24日
月〜金 10:00〜20:30
土    09:00〜20:30
日    10:00〜19:30
24日  10:00〜14:00
*マーケット出店のお店のおおよその営業時間です。
店舗によってまちまちです。飲食店舗はもう少し
長く開いています。
最終日24日は12時くらいにはほとんどのお店が
片づけを始めてしまいます

Verkaufszeiten vom
25.11.-24.12.2005:
Montag bis Freitag 10.00 bis 20.30 Uhr
Samstag 09.00 bis 20.30 Uhr
Sonntag 10.00 bis 19.30 Uhr
Heiligabend 10.00 bis 14.00 Uhr